018.ココロの構造と、現実の社会を動かす力  

世界はどうなる 第38号(2014/12/23)  〔A4 26ページ〕
第75話 衝動分析で読み解く陰謀論 より抜粋


私は特定の陰謀論の真偽を追及することに取り立てて興味はないが、陰謀の主体と言われるような国家を超えた力を持つ寡占勢力は100%存在して当たり前で、存在しない方がおかしいと考えている。その根拠は、人間の「ココロの構造」だ。
寡占勢力の存在、寡占勢力と顕在勢力との力関係、寡占勢力が行なう陰謀の構図、陰謀論の解析ポイントなど、我々にとって不可解な部分の多くが、ココロの構造を下敷きにしてみると実によくわかる。

繰り返し述べているように、我々のココロは、次のような構造をしている。

この図に描かれているココロの層は、各々が有するエネルギーや外界に及ぼす影響の大きさと、認識しやすさとが、負の相関関係を持っている。つまり、深くて影響力の強いココロほど認識しにくく、浅くて弱いココロほど認識しやすいということである。

 
このような構造を持った人間が社会活動を行なえば、そこにはココロが投影されたグループや階層ができあがって当然である。つまり、現実の社会を動かす力も階層として存在し、強大なものほど存在をつかみにくいと考えることができるのだ。

その階層は、はじめは狭いエリアごとに成立していたが、情報網や交通(輸送)機関の発達とともに広がり結びつき、やがて全世界に及ぶようになった。こうして、我々の認識できないところで、国家というワクを超えた大きな力が存在するようになった。
ただし、ココロにおいては深層ほど広いエリアを占めるのに対して、社会構造はその逆で、階層が深くなるほど、構成員は少なくなる。つまり、下図のようなイメージだ。



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