020.情報は衝動のエサになる  

世界はどうなる 第40号(2017/02/20)  〔A4 16ページ〕
おわりに 見えない籠を超えるもの より抜粋


情報は衝動のエサになる。これは、人間は自分の見たいものしか見ないということである。
人間は、自身の衝動趨勢(出生衝動や経過衝動)を肯定する情報に惹かれ、その情報に基づく判断・選択・行動を繰り返す。そして、最も正しい選択をしていると疑わない。(中略)これゆえ、大多数の日本人は、情報に反応しているうちに、気が付けば搾取される側に立たされてしまう。(中略) そういう環境で、我々がよりよく生きるには、どうしたらいいのだろうか。ここにおいては、知識、教養、地位、人脈、財産などクソの役にも立たない。(中略) 必要なのは深いところからこれらを統べるもの、つまり「智慧」である。情報よりも深いレベルに存在する衝動というものをコントロールしマネジメントしながら、現象の裏側に存在するワナを見抜いて生きることが必要なのだ。(中略)

人間は誰もが中陰から生まれ、無意識から生じる衝動エネルギーに干渉されながら生きている。だから娑婆のあらゆる出来事には、背後に衝動エネルギーが存在する。
しかし大半の人は、この絶対的な法則に気付かない。その中で衝動マネジメントをはじめとする創運の手法を駆使すれば、搾取する側のワナをすり抜けて生きられるのである。

創運が目指すのは、肯定的な人生の創造である。創運には階梯があり、ひとつひとつ身に染み込ませることで運が創られていく。(中略)絶えず衝動の影響を意識でとらえようとしていると、次第に生来の衝動趨勢がわかり、現象の裏側を見抜く感性も備わってくる。
ここまでが最初の階梯で、この土台がなければ、本当の人生を創る作業は始まらない。

次は、封印を解き、生来の衝動趨勢にメスを入れる階梯に入る。「もう一人の自分」(無意識)を創り変えるのである。これができれば、衝動の制約から離れて本当の意味でこれまでの人生を振り返ることができる。
そのうえで、社会に根を張り、資産を創り、子孫を智慧深く育てる。そうすれば、晩年に揃えるべき5つの要素など自然に揃う。(中略)知識や情報は、人生を変化させる材料としてはあまりにも弱く、そのような力を持つ情報は、万にひとつも存在しないのだ。(中略)

しかし、創運を始めたなら、知ることに意味が生まれる。創運は、表の自分が、もう一人の自分に抵抗しながら、もう一人の自分を変えていこうとする行為であり、情報はその材料として役に立つ。だから私は、時間を割いて予測を続けている。



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